停電20分で-60℃に到達。
超低温フリーザーは“気づかない停電”で研究成果を失います。
薬品、検体、ワクチン、生体試料。
これらを保管する超低温フリーザーは、停電に対して想像以上に脆弱です。
実測データでは、停電後わずか20分で
-70℃ → -60℃へ上昇。
約2時間半で-20℃近くに達します。
RNAワクチンの凍結保存温度帯は-90℃~-60℃。
境界温度に達するまでの猶予は30分未満です。
判断の時間は、ほとんどありません。
超低温フリーザーは“気づかない停電”で研究成果を失います。
停電に“気づかない”というリスク
多くの冷蔵庫・フリーザーは、停電すると停止し、復電すれば自動的に再起動します。
表示も通常通り。外観上は異常が分かりません。
しかし、その間に温度逸脱が起きていたら―
実際に
「停電に気づかず、保管ワクチンが全て使用不可になった」
という事例が存在します。
停電は災害だけではありません。
- 法定点検
- 設備故障
- ブレーカー遮断
原因は日常にあります。
新型コロナワクチン保管用フリーザー|試薬保存用、生体試料保存用(細胞、組織、血液、DNA、RNA等)超低温槽、フリーザー、保冷庫なら日本フリーザーより
医療・研究機関での導入実績
アイケンは、新型コロナワクチン保管対応を契機に、
全国の自治体・医療機関・研究機関へ非常用電源を導入してきました。
現在も、
- 大学・研究所での検体保存
- 医療機関での薬品・生体試料保管
- 製薬企業の研究設備
- BCP対策としての停電対策
など、温度管理を前提とした電源設計の相談が増えています。
フリーザーの停電を想定した実践動画
マイナス80℃に設定したフリーザー(300L)をアイケンの蓄電池『非常用バックアップ電源-安心-』に接続した動画です。
停電でもフリーザーは止まらず運転を続ける事ができました。
停電リスクに備えて薬品庫のバックアップを考えてみませんか?
バックアップ時間の目安
導入機種・温度設定により異なりますが、
- 超低温フリーザー:約2日
- -20℃クラス:約60時間
- 小型冷凍冷蔵庫:最大1週間
のバックアップが可能な構成があります。
重要なのは「機種で選ぶ」のではなく、
守りたい時間から容量を逆算することです。
| フリーザー/冷蔵庫 | ![]() PHC社 MDF-C8V1-PJ | ![]() EBAC社 UD-80W74NF | ![]() 日本フリーザー社 CVF-78HC(VT-78同機種) | ![]() カノウ冷機社 LAB8s |
|---|---|---|---|---|
| バックアップ時間 | 43 時間 | 35 時間※ | 39 時間 | 45 時間 |
機種や温度設定にもよりますが、超低温フリーザーなら約2日間の停電に耐える事ができます。-20℃程度のバイオメディカルフリーザーなら60時間以上、小型の冷凍冷蔵庫なら1週間以上もバックアップが可能な機種もございます。
ほかにもあらゆる機種の超低温フリーザーやバイオメディカルフリーザーなどのバックアップが可能です。
| フリーザー/冷蔵庫 | ![]() PHC社 MDF-C8V1-PJ | ![]() EBAC社 UD-80W74NF |
|---|---|---|
| バックアップ時間 | 43 時間 | 35 時間※ |
※一覧に記載の時間は、機種、バッテリーの状態、経年により異なります。 バックアップ対象となるメーカー、機器の製造ロット、経年による消費電力の変化、周囲温度など、設置場所の環境にも左右されます。数値は掲載時のデーターシートに基づいた理論値であり、目安です。
短期・長期レンタルにも対応
- 法定点検期間のみ
- 自家発電設備が修理期間のあいだ
- テナントビルでの一時対応
- 燃料備蓄不要・屋内設置可能
配送・設置・撤去まで一括対応します。


停電は制御できません。
しかし、電源設計は制御できます。
検体・薬品・研究成果を守るために、
停電を前提とした電源体制を構築することは、今やBCPの基本です。
温度逸脱を起こす前に備える。
それが医療・研究現場に求められる現実的な対策です。




