内視鏡室・内視鏡検査室の停電対策|内視鏡システムの非常用電源とUPS

内視鏡検査では検査中の安全確保や診療継続のために停電対策が必要になります。

内視鏡検査では、光源装置やビデオプロセッサなど複数の機器が同時に稼働します。
停電が発生すると映像表示が停止し、検査の継続が困難になります。

  • 内視鏡映像の消失
  • 光源装置の停止
  • 内視鏡カメラシステムの停止
  • 電子カルテ・ネットワーク機器の停止

内視鏡検査室では、検査中の安全確保や診療継続のために停電対策が重要になります。

内視鏡システムの消費電力とバックアップ時間の目安

内視鏡システムの消費電力は、以下のような構成が多く、
代表的な機器構成と消費電力の目安は次の通りです。

機器主なメーカー例消費電力(目安)
光源装置オリンパス / 富士フイルム約600W
ビデオシステム(プロセッサ)オリンパス / 富士フイルム約150W
医療用モニターEIZO / SONY など約20W
吸引器オリンパス / メデラ約120W
送水ポンプオリンパス など約100W
合計(参考)約990W(約1kW)

※各電気機器の消費電力は目安です。使用機器や構成により異なります。※医療機器へご使用の場合はクラス1までの機器への対応をお願いしております。※瞬停対応が必要な機器はUPS(無停電電源装置)と併用してください。

内視鏡検査室ではモニターが2台構成になることや、高周波焼灼電源装置、内視鏡洗浄消毒装置など、
機器は施設によって異なりますが、

内視鏡システムのバックアップ電源として
OA-2000B8 を使用した場合の運転時間の目安は次の通りです。

バックアップ対象消費電力バックアップ時間(目安)
内視鏡システム一式約1kW約8~9時間

※機器構成や使用状況により異なります。

瞬停への対策

多くの医療施設では、UPSで瞬断対策を行い、蓄電池で停電時のバックアップ時間を確保する構成が採用されています。
よって、UPSで瞬断対策が必要な場合は、UPSを含む構成で停電時の運転時間を確保します。
瞬断による短時間停電から機器を保護し電源を落とさず、且つ、蓄電池からの給電により停電時の運転時間を延長します。

アイケンの蓄電池システムは、既存の内視鏡検査室へ後付けでの設置が容易です。

内視鏡システム一式に非常用電源を後付け設置されたクリニックの接続例