停電で業務は何時間止まる?企業の電源対策の考え方

停電対策で最も重要なのは、
設備を守ることではなく、業務を止めないことです。

すべての機器をバックアップする必要はありません。
業務継続に直結する設備に絞って対策することが、現実的かつ効果的です。

停電で止まるもの

停電が発生すると、企業活動の中核となる設備が停止します。

  • サーバー・NAS
  • ネットワーク機器
  • 業務システム
  • 通信設備

これらが停止すると、

  • 業務停止
  • データ損失
  • 顧客対応不能

といった影響が発生します。

停電対策は「優先順位」で決まる

すべてを守るのではなく、
止めてはいけないものから守るのが基本です。

例:

  • 最優先:サーバー・ネットワーク
  • 次:業務PC・通信機器
  • 後回し:周辺設備

このように整理することで、過剰な設備投資を避けることができます。

ケース1:中規模オフィス(345W負荷)

合計消費電力:345W

中規模オフィス(約20時間の継続稼働)

日中の業務継続を最優先した構成です。停電発生から約20時間、つまり「丸一日の業務」を完全にカバーします。
接続機器台数合計推定消費電力
デスクトップパソコン1台150W
15インチモニター1台50W
プリンター(インクジェット)1台50W
電話(ひかり回線/VoIP)一式50W
ネットワーク機器(CTU/ONU/HUB)一式45W
合計消費電力345W

→ OA-2000B8なら【約20時間】使用可能

18時停電 → 翌朝まで維持可能
※実際の持続時間は負荷条件で変動

夜間の無人時間帯に停電が発生しても、翌朝の出社までシステムを維持し続ける構成です。

ケース2:UPS併用・夜間停電対策(525W負荷)

UPSと併用しサーバーダウンを回避(約13時間の継続稼働)

夜間の無人時間帯に停電が発生しても、翌朝の出社までシステムを維持し続ける構成です。
接続機器 台数合計推定消費電力
サーバー1台150W
UPS1台50W
ノートPC3台50W
電話(ひかり回線/VoIP)一式50W
ネットワーク機器(CTU/ONU/HUB)一式45W
合計消費電力525W

合計消費電力:525W
→ OA-2000B8なら【約13時間】使用可能

UPSと併用しサーバーダウンを回避(約13時間の継続稼働)
※実際の持続時間は負荷条件で変動

停電が起きた一日分の業務のカバーが可能な構成です。

【設置事例】オフィスに溶け込むサイズと機動力

サーバーラック横への設置例

 サーバーラック横への設置例

標準的なサーバーラックの横に設置したケースです。省スペース設計、キャスター付きで、必要な場所へ移動が可能です。

特別な工事は一切不要

S病院様製品写真

一般的なコンセントの、後付けでの設置が容易です。壁に穴を開けたり、分電盤工事のためにビル管理会社と調整したりする必要はありません。届いたその日から、貴社のBCP対策が完了します。

工事不要で導入できる電源という選択肢

アイケンでは、

  • 数時間以上の持続時間
  • 安定出力
  • 工事不要

を満たす据置型の非常用電源を提案しています。

容量10,000Wh以上・出力3000Wクラスにより、
サーバーやネットワーク機器を数時間〜24時間程度維持可能です。

停電対策は設備ではなく、業務を基準に設計するものです。

  • UPS:停止準備
  • 小型電源:業務継続
  • 発電機:長期対応

この役割分担を整理することで、過不足のない電源設計が可能になります。

まずは、
自社の業務が何時間止められないのかを明確にすることが出発点です。