停電時でも分娩室を止めない非常用電源
産科における停電対策の重要性
産婦人科では、分娩監視装置(CTG)、無影灯、吸引器など、
停電時でも止められない医療機器があります。
しかし一般的なUPSではバックアップできる時間は数分しかなく、
分娩中の停電では数時間の電源確保が必要になってくるでしょう。
産科でバックアップすべき主要機器と消費電力
産科では、分娩室や手術室、新生児室の機器を優先的に保護する必要があります。
- 分娩室・オペ室の生命線
- 無影灯: 200〜500W
- 分娩台・手術台: 500〜600W(タカラベルモント製 DG-810/880など。)
- 分娩監視装置(CTG): 10〜50W
- 吸引器: 200〜300W
分娩台、手術台、吸引器は起動時に定格の数倍の突入電流が発生するモデルもあり、出力に注意が必要です。
- 新生児の保護
- インファントウォーマー: 500〜700W(アトムメディカル製 V-505等)
- クベース(保育器): 60〜350W
- クリニック運営の継続
- 電子カルテ・レセコン・サーバ: 停電時でも処方箋の発行や診療記録の確認が可能です。
- ナースコール・電話主装置: 入院患者様との連絡手段を絶やしません。
UPSでは産科の停電対策として不十分な理由
UPS(無停電電源装置)はサーバーなど、瞬間的な停電を許さない機器を安全に停止させるための装置です。
UPSは本来、サーバーを安全にシャットダウンするための装置だからです。
よって、一般的なUPSのバックアップ時間は5〜15分程度
UPSだけでは、
- 夜間停電
- 災害停電
のような、数分で終わらない停電に対応できません。
分娩中や手術中の停電では、
数時間のバックアップを想定する必要があります。
産科クリニックへの導入事例
全国の産婦人科で、導入されています。

停電で無事赤ちゃんを取り上げられた産科様より
台風による大雨の中、分娩中に停電が発生。
非常用バックアップ電源により無影灯は消えず、無事に分娩を完了しました。
停電は半日続きましたが、その間に計3件の分娩に対応。
電力が途絶えても、安心して出産を継続できました。
- 神谷産婦人科医院 様(大阪府) 手術室、分娩室、受付のバックアップとして導入。排気ガスが出ないため、階段室に設置しています。
- おおたレディースクリニック 様(兵庫県) 分娩対応、診察室、電話・ナースコール用に複数台導入。実際に停電を経験された際、院内の機能が3~4時間麻痺した経験がある。設置場所をとらず、導入の手軽さ、使用方法が簡単であった。
- おおいしレディースクリニック 様(静岡県) 無影灯、吸引器、分娩監視装置など、分娩時に欠かせない機器をピンポイントでバックアップ。
- 赤井マタニティクリニック 様(大阪府)/ 藤田産科 婦人科医院様(京都府) いずれも手術室や分娩室の非常用電源として設置。
産婦人科クリニックにおける非常用電源・蓄電池の導入事例をまとめています。
実際のバックアップ対象や構成、ユーザーからの感想などは、こちらをご覧ください。
アイケンが多くのクリニックに選ばれる理由!
- 「突入電力」に強い: 分娩台や無影灯など、モーターや高輝度ランプを使用する機器の起動負荷に耐えられます。
- 静音・クリーン・屋内設置: エンジン発電機のような騒音や排気ガスがないため、分娩室の近くや廊下、階段室に設置でき、緊急時もすぐに状況を確認できます。
- 自動切替で操作不要: 停電を感知すると自動で給電を開始。スタッフがお産の手を止めて発電機を回しに行く必要はありません。
- 安心の5年保証と保守: 安心の5年保証と保守:オンサイト保守と迅速なサポート体制で、医療現場の運用を支えます。


